ハイブランドのおすすめパンプス6選。一生モノとして永く使えるコツとは
一生モノとなるハイブランドのパンプスは、デザイン性だけではなく機能性を兼ね備え、なおかつ自分の足に合ったものを選ぶのが永く付き合うコツ。この記事では、自分にぴったりのパンプスの選び方から、フラットパンプス/ハイヒールパンプスが人気のブランド、さらに各ブランドのおすすめパンプスを紹介します。
目次
永く使えるパンプスの選び方
なるべく足に負担をかけないパンプスを選ぶと、末永く使い続けることができるでしょう。まずはパンプスの基本的な選び方を紹介します。
フィット感の良いものを選ぶ
足を痛めないためには、大きすぎずキツすぎないサイズを選ぶことが重要です。つま先はかかとをぴったりつけた時に5~10mmほど余裕があり、指先を軽く動かせるくらいのサイズ感が基本。かかとは歩いた時に抜けないか、幅はキツすぎないかなどを確認しましょう。左右の足の大きさが違う場合は、大きい方に合わせて購入し、小さい方はインソールで調整します。
なお、本革の靴は履いているうちに伸びてなじんでくるため、始めから大きめのサイズを選んでしまうとゆるくなってくるので注意が必要です。
自分のつま先に合うトゥの種類から選ぶ
日本人のつま先の形は3タイプに分けられ、それぞれ相性の良いトゥの種類が異なります。
<主なトゥの種類>
・ラウンドトゥ:丸いカーブを描くトゥ。フェミニンな印象
・スクエアトゥ:台形のような四角いトゥ。クラシカルな印象
・ポインテッドトゥ:三角形に先端が尖ったトゥ。すっきりとクールな印象
<つま先のタイプと相性の良いトゥの種類>
①エジプト型
親指がもっとも長く、小指に向けて短くなっていくタイプです。ラウンドトゥやスクエアトゥが合いやすいと言われています。
②ギリシャ型
人差し指がもっとも長いタイプです。ラウンドトゥやポインテッドトゥが履きやすいでしょう。
③スクエア型
すべての指の長さがほぼ同じくらいのタイプです。つま先の形に似たスクエアトゥが合いやすいとされています。
シーンに適したヒールの高さ・太さを選ぶ
パンプスはヒールの高さ・太さによっても歩きやすさや印象が変わるので、どんなシーンで履きたいかも考慮して選びましょう。例えば、仕事にはローヒール、フラットパンプスなどの安定感があり疲れにくいものが適しています。結婚式やパーティには、ピンヒールやフレンチヒールなどの美脚効果があり華やかなものが人気です。休日のお出かけには、チャンキーヒール、スタックドヒールなど、ヒールが太いものなら高さがあっても安定感があるので疲れにくいとされています。
フラットパンプスがおすすめのハイブランド3選
安定感があり日常使いもしやすいフラットパンプスが人気のハイブランドを3つ紹介します。それぞれのおすすめアイテムも要チェックです。
マノロブラニク(MANOLO BLAHNIK)
1970年代にイギリスで生まれたマノロブラニク(MANOLO BLAHNIK)。光沢のある鮮やかなサテンを使用したパンプスが人気で、今や「美しい靴」といえばマノロブラニクを思い浮かべる人が多いようです。デザインが美しいのはもちろんのこと、カラーやヒールの高さが選べたり、長時間履いていても疲れにくかったりと機能性も兼ね備えています。有名人や世界の王室にも愛用者が多数います。
マノロブラニクの代表的なデザインとも言えるのが、華やかなビジューが付いた「HANGISI」シリーズのフラットシューズです。華やかでエレガントな印象なので、特別な日のお出かけにも対応できます。
ロジェヴィヴィエ(Roger Vivier)
1937年に靴職人だったロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)がパリでオープンした老舗シューズメゾン。1953年に英国の女王・エリザベス2世の戴冠式用シューズのデザインを担当するなど、時代を彩るロイヤルファミリーやセレブリティの足元を彩ってきました。まるでアートのようなエレガントなシルエットがたくさんの人々を魅了し続けています。
ロジェヴィヴィエを象徴するのが、アイコニックな大きなメタルバックルが目を引くシリーズです。ツヤのあるエナメルが美しく、シンプルで洗練されたデザインなので、オフィスなどでも活躍します。
フェラガモ(Ferragamo)
1927年に靴職人として修行を積んだフェラガモ(Ferragamo)が、イタリアのフィレンツェで靴工房をオープンしたのがブランドの始まり。見た目の美しさと履き心地の良さを両立させたフェラガモの靴は、世界的にも高く評価されています。性別や年齢を問わない品の良いデザインが、世界中のセレブリティから愛されています。中でも往年のハリウッド女優であるオードリー・ヘプバーンは、「フェラガモの靴しか履かない」と公言したほどです。
フェラガモの象徴とも言えるのがリボンパンプスです。とくにバレリーナシリーズは、幅広甲高でも履きやすいと言われています。クラシカルなデザインなので、末永く愛用できるでしょう。
ハイヒールパンプスがおすすめのハイブランド3選
ハイブランドには、ハイヒールでも疲れにくさにこだわったアイテムがたくさんあります。ハイヒールが人気のブランドとおすすめパンプスを3つ紹介します。
ジミーチュウ(Jimmy Choo)
ジミーチュウ(Jimmy Choo)は、シューズを中心に展開するロンドン発のラグジュアリー・アクセサリー・ブランドです。上品でクラシックな雰囲気が漂うデザインが好評で、キャリア女性に愛用者が多いのが特徴です。やわらかなインソールと滑らないように加工された靴底により、長時間着用しても疲れや痛みを感じにくく「魔法の靴」と呼ばれることもあります。ヨーロッパブランドの中では比較的幅が広く、日本人の足に合いやすいのもポイントです。仕事で1日履いていても快適さが続きます。
ジミーチュウの定番は、ポインテッドトゥとスティレットヒールの組み合わせがスマートな印象の 「ROMY」 シリーズ。素材やカラー、ヒールの高さを自由に組み合わせられ、ライフスタイルやシーンに合わせて選べます。スターモチーフはジミーチュウ流行のきっかけとなったブランドのアイコン的な存在です。
セルジオロッシ(Sergio Rossi)
セルジオロッシ(Sergio Rossi)は、1951年に設立したシューズブランドです。世界3大シューズブランドの1つに数えられています。セルジオロッシがとくにこだわったのがフォルムの美しさで、洗練された色気の漂うフェミニンなハイヒールはファッション業界で絶大な支持を得ています。
時代とともに伝統の再構築を行うセルジオロッシが、「ブランドの再出発」の意味を込めた「sr1」シリーズが代表作の1つ。スリムなフォルムはそのままに履き心地の良さを追求し、長時間履いていても疲れないと定評があります。メタルパーツにさりげなくブランドのロゴが刻印されているのもスタイリッシュな印象です。
クリスチャンルブタン(Christian Louboutin)
1991年にフランス・パリで誕生したシューズブランド、クリスチャンルブタン(Christian Louboutin)。創業からわずか30年ほどで世界の王室をはじめ名だたる有名人が顧客となり、確固たる地位を築きました。とくにハイヒールには足をきれいに見せる工夫が施されていて、履くと美脚になれると言われています。結婚式やパーティなどの特別な日に履きたい女性の憧れのアイテムとなっています。
クリスチャンルブタンといえば、外せないのが「レッドソール」です。サンプルで届いた黒のシューズが重たい印象だったので、赤いマニキュアで靴底を塗り潰したのが誕生のきっかけと言われています。真っ赤なソールが後ろ姿に映え、エレガントな大人の雰囲気に格上げしてくれます。
ハイブランドのパンプスならリユースショップも探してみて
ハイブランドのパンプスをお得に手に入れたいなら、リユースショップの利用がおすすめです。リーズナブルな価格で購入できるだけではなく、今では生産中止になったレアなアイテムに出会えることも。1つのものを永く大切に使っていくことで、ゴミを減らし環境にも優しいサステナブルな活動につながります。
ハイブランドのパンプスは履き心地も格別
ブランドごとに特徴のある美しいシルエットが人気のハイブランドのパンプス。デザイン性に優れるのはさることながら、多くのブランドでは履き心地にもこだわっています。気になるデザインを見つけたら、ぜひ一度手に取ってみてください。