
着物に合うハイブランドのバッグはこれ!選び方、おすすめアイテム5選
結婚式や入学式、お茶会など、フォーマルシーンで人気の着物。必需品の持ち運びには、着物にぴったりなハイブランドバッグを合わせてみてはいかがでしょうか。この記事では、着物に合うバッグを選ぶポイントや、おすすめのハイブランドバッグを紹介します。ぜひチェックして着物を着こなしましょう。
目次
着物にバッグは必要?フォーマルな場での役割とは

着物で出かける際にも、バッグを持っていると便利です。結婚式やパーティ、食事会など着物を着る場面では、意外と必要なものが多くなります。ハンカチやティッシュなどの小物は袂(たもと)に入れたり、帯の間に挟んだりすることもできますが、ポーチや重い財布を入れると着崩れの原因になってしまいます。袂には入らない必需品を入れるために、バッグは必要です。
和装用のバッグもありますが、着物に洋装のバッグを合わせることも問題ありません。洋装のバッグを選ぶポイントは、着物と「格」を合わせること。正装となる着物には、ハイブランドバッグがぴったりです。
着物に合うバッグ選びのポイント

着物に合わせるバッグ選びで大切なのは、着物の格や雰囲気と調和するかです。ポイントごとにみていきましょう。
【素材】格を意識する
着物はそのものの種類だけでなく、合わせる帯やバッグによってフォーマル度合いを調整できるため、着用シーンにふさわしいものを選ぶことが大切です。基本的には着物の格に合わせて上質な素材のバッグを選ぶと良いでしょう。
式典などの格式高い場では、牛革のバッグが好まれます。一方で、訪問着やカジュアルな着物の場合は、着物の雰囲気や季節に合わせてレース素材や天然素材、模様の入ったものを選んでも問題ありません。大切なのは、全体の雰囲気と調和するバッグを選ぶことです。
【色】着物とのバランスが大事
着物にしっくりとなじむ色を選ぶと、ハイブランドバッグも違和感なく自然に持てます。白やベージュ、明るめのブラウンは、どんな着物にも合いやすく華やかな印象になります。黒はコーディネートを引き締めてくれる効果がありますが、淡い色の着物に合わせるとバッグだけ際立ちすぎる可能性があるので、全体のバランスをみて選びましょう。帯の色と合わせるテクニックもおすすめです。
着物をおしゃれに着こなす決め手は「帯」!使用シーンに合った帯の種類を解説
着物を持っていても、合わせる帯がわからないと悩む人は多いです。着物1枚に帯3本と言われるほど、着物は帯によってガラッと印象を変えることができます。種類の多い帯を選ぶ際には合わせる着物にも注意が必要です。今回は着物の帯の種類や選び方を紹介します。
【サイズ・形】小ぶりで品のあるものを
フォーマルな場面では、ドレスと同じように着物にも小ぶりのハンドバッグやクラッチバッグを合わせるのが一般的です。着物の場合は肩がけができないため、持ち手が短めのバッグを選びましょう。ワンハンドルバッグもクラシカルな印象があり、着物との相性が良くおすすめです。
大きめのバッグは着物のシルエットを崩してしまう原因になるため避けたほうが良いでしょう。荷物が増えるのが心配な時は、風呂敷やエコバッグを忍ばせておくと安心です。
【デザイン】シンプルが基本
ロゴや金具が少ないシンプルなバッグなら、着物と調和しやすいでしょう。バッグのインパクトが強すぎると、着物とのバランスがとりづらくなります。
フォルムはかっちりとしたものを選ぶと、着物の華やかさに負けることなく、コーディネートにメリハリをつけてくれます。
着物に合うハイブランドバッグのおすすめ5選
ハイブランドには、着物に合う上質で上品なバッグがたくさんあります。とくにどんな着物にも合わせやすい5つのバッグを紹介します。
フェラガモ(FERRAGAMO):ガンチー二

フェラガモ(FERRAGAMO)は、1927年にイタリア・フィレンツェで創業した歴史と伝統あるハイブランド。洗練されたフォルムと上質な素材、タイムレスで落ち着いたデザインが、上品な大人の女性から支持を集めています。
ブランドを象徴するアイコンデザインの1つがガンチーニです。「小さなフック」という意味で、シンプルでエレガントな佇まいが1950年代に登場して以降変わらぬ人気を誇っています。ワンハンドルで台形シルエットのクラシカルなデザインが着物にもよく合います。
ヴァレクストラ(Valextra):イジィテ

ヴァレクストラ(Valextra)は、1937年にイタリア・ミラノで創業した高級レザーブランドです。上質なレザーとシンプルながらも個性的なデザインが特徴で、「イタリアのエルメス(HERMÈS)」と呼ばれるほど高い評価を得ています。
ブランドの最高傑作と称されるのがイジィテ。エジプト神話へのオマージュとされるピラミッド型のシルエットが、クラシックかつモダンな雰囲気です。とくに「ハレの日バッグ」として人気を集めています。
シャネル(CHANEL):ココハンドル

シャネル(CHANEL)は、1910年にフランス・パリでガブリエル・ボヌール・シャネル(通称ココ・シャネル)が創業したラグジュアリーブランドです。古い価値観にとらわれない独自の美学と機能性の追求により、世界中の女性を中心に永く支持されています。
「ココハンドル」は愛好家達の間での通称で、公式名では「トップハンドルフラップバッグ」です。丸みのあるコロンとしたフォルムと、エレガントなワンハンドルが特徴。キルティングステッチや、取り外し可能なチェーンストラップもシャネルらしさ満開です。シンプルながらも一目でシャネルとわかるので、着物の格にも負けません。
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON):カプシーヌ

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、1854年にフランス・パリで創業したフランスを代表する有名ラグジュアリーブランドです。
たくさんの名作を生み出してきた中で、着物と合わせるのにおすすめなのが2013年に発表されたカプシーヌ。ルイ・ヴィトンが初めて店舗を構えたパリのヌーヴ・デ・カプシーヌ通りが名前の由来となっていて、都会的な洗練された雰囲気が特徴のバッグです。ルイ・ヴィトンの頭文字であるLVロゴも控えめに配されていて上品な仕上がりとなっています。流行り廃りに左右されず、使い勝手が良いところも魅力です。
ディオール(DIOR):レディディオール

ディオール(DIOR)は1946年にフランス・パリでクリスチャン・ディオールによって創設されたラグジュアリーブランドです。世界に衝撃を与える革新的なデザインで、いつの時代も注目を集めてきました。
1995年登場したレディディオールは、20年以上たった今でも人気が衰えないアイコンバッグです。バッグ全面に施された特徴的な格子柄の「カナージュステッチ」が、やわらかさとエレガンスを感じる秘訣。シンプルなのに高級感があり、持っているだけでまるでプリンセスのような気分を味わえる気品溢れる一品です。
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また、着物やハイブランドのバッグは永く使えるもの魅力。必要とする誰かに受け継ぎながら、永く大切に使い続けることは、気軽に参加できるサステナブルな活動の1つです。リユースショップの利用は、お財布と地球にやさしい賢い選択といえるでしょう。
着物に合うバッグは気品溢れるハイブランドで探そう

着物に合わせるバッグは、和装バッグも素敵ですが洋装のバッグでも問題ありません。世界的にも支持されるハイブランドなら、フォーマルシーンに似合う上質でエレガントなバッグが見つかるでしょう。着物と調和するかをポイントにバッグを選んでみてください。