日本のジュエリーブランド9選|特徴や魅力をブランド別に紹介
日本には老舗から近年新しく誕生したものまで、多くのジュエリーブランドがあります。伝統的工芸を駆使したものや日本ならではの趣をコンセプトにしたものなど、ジュエリーの特徴もさまざま。日本が誇るジュエリーブランド9選の特徴や魅力を解説するとともに、おすすめのジュエリーを紹介します。
目次
日本のジュエリーブランドはどんな特徴?
長い歴史を持つ老舗や日本の技術を巧みに取り入れたブランドなど、日本のジュエリーブランドは多岐に渡ります。まずは日本のジュエリーブランドの特徴と、世界5大ジュエリーと呼ばれるブランドの豆知識について紹介します。
日本のジュエリーブランドは個性豊か
日本で生まれたジュエリーブランドは数多くあります。120年以上の歴史を誇る老舗ブランドや世界でも有名なブランド、日本ならではの伝統的工芸を用いたブランドなど、特徴もさまざまです。日本らしい和のテイストをコンセプトにしたブランドもあり、個性の豊かさが魅力です。
〈豆知識〉世界には「世界5大ジュエラー」と呼ばれるブランドがある
世界には世界5大ジュエラーと呼ばれるハイジュエリーブランドがあります。長い歴史を持ち、世界的に人気や知名度があるのはもちろん、デザイン性に優れ、希少価値の高い宝石があしらわれているアイテムが豊富です。
<世界5大ジュエラー>
・ハリーウィンストン(Harry Winston)
・ティファニー(Tiffany & Co.)
・ブルガリ(BVLGARI)
・カルティエ(Cartier)
・ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)
世界を魅了する5大ジュエラーとは。各ブランドの特徴や人気のジュエリーを紹介 5大ジュエラーとは、世界的な知名度と人気を誇る5つのジュエリーブランドのことです。これに該当するのはティファニー、カルティエ、ブルガリ、ヴァン クリーフ&アーペル、ハリーウィンストンの5社。この記事では、世界中で永く支持され品質への信頼も厚い5大ジュエラーついて、それぞれの特徴と代表的なジュエリーについて紹介します。
日本の老舗ジュエリーブランド
日本には長い歴史を誇る老舗ジュエリーブランドがあります。日本だけではなく、世界でも愛される3つのジュエリーブランドについて紹介します。
ミキモト(MIKIMOTO)
ミキモト(MIKIMOTO)は、「世界中の女性を真珠で飾りたい」と夢を抱いた、御木本幸吉が明治時代に創立したブランドです。上質なパールをあしらったデザインが特徴で、パールジュエリーの2大ブランドとして国内外問わず人気があります。購入後も永くサポートをしてくれるといったサービスが魅力です。
アコヤパールを贅沢に使用したネックレス。パールは、お祝いの席や葬式といった冠婚葬祭で欠かせないアイテムです。メンテナンスをしっかりすれば一生物として使用できるので、親子で受け継ぐ人もいます。
タサキ(TASAKI)
パールジュエリー2大ブランドのもう一つであるタサキ(TASAKI)は、1954年に神戸市で田崎俊作によって創業されたジュエリーブランドです。1970年に絶滅寸前だったマベ真珠の養殖に世界で初めて成功して以来、素材の養殖や仕入れ、加工やデザイン、販売まで一貫して手がけています。養殖から販売まで行うブランドは、日本でタサキのみです。
タサキのアイコンジュエリーであるバランス。5つ連なったパールが存在感を放っています。日本人の肌に良くなじむイエローゴールドで、カジュアルにもフォーマルにも良く合うでしょう。
ギンザタナカ(GINZA TANAKA)
山崎亀吉が1892年に山崎商店を創業後、1926年に銀座へ移転し、ダイヤモンドや宝飾品を販売してきたギンザタナカ(GINZA TANAKA)。日本初のダイヤモンド専門書を発刊した他、K18、K24といったゴールドの品位を示す規定を立案した日本の老舗ブランドです。現在は、サステナブル活動に積極的に取り組んでいます。
K18イエローゴールド・ピンクゴールド・プラチナそれぞれのリーフがあしらわれたピアスです。やわらかい曲線が耳元を華やかに彩ってくれます。
日本の有名ジュエリーブランド
比較的歴史は浅いものの、日本を代表する有名なジュエリーブランドも多くあります。今もなお最先端のデザインを求め続けており、多くの女性達から愛されているブランドです。
スタージュエリー(STAR JEWELRY)
1946年に永井夫妻が外国人向けの宝飾店を横浜で創業したことから始まったスタージュエリー(STAR JEWELRY)。日本で初めてピアスを取り扱ったジュエリーブランドです。他店にはないオリジナリティ溢れるデザイン性と、ファッションとして身につけられるジュエリーで市場をリードしてきました。創業から現在まで、注文を受けてから1本1本の指輪を仕上げる姿勢を貫いています。
センターに太陽をイメージしたモチーフのリングです。シンプルながらも存在感があり、重ね付けにもおすすめです。
ヨンドシー(4℃)
4℃は、1972年に広島にある十和織物株式会社(現在:アスティ)と第二空間株式会社が共同で設立したジュエリーブランドです。曲線美が特徴のハートモチーフや、こぼれ落ちそうな一滴の水をコンセプトとしたしずくなど、代表的なモチーフジュエリーがあります。
中央にあるダイヤモンドが揺れてキラキラ輝く、ハートモチーフのネックレスです。ハートラインにもダイヤがあるので華やかな印象です。ピンクゴールドが女性らしさを引き立ててくれるでしょう。
アーカー(AHKAH)
アーカー(AHKAH)は、1997年に宝石商の娘である福王寺朱美(ふくおうじ あけみ)氏によって創業されたブランドです。華奢で繊細なシルエットが特徴的で、セレクトショップを中心に多く扱われるようになりました。百合やクロス、星、ハートの4つのシンボルモチーフがある他、オーダーメイドで自分だけのジュエリーが作れます。
シンボルモチーフでもあるクロスのネックレス。アーカーで人気のbelieveシリーズです。ダイヤモンドが敷き詰められたクロスが、胸元にさりげないアクセントを与えてくれます。飽きの来ないデザインで、オンオフ問わず使えるでしょう。
日本らしさを感じられるジュエリーブランド
日本ならではの感性や技術を駆使したブランドも多くあります。独創的なデザインと作り手のこだわりが詰まったジュエリーブランドを紹介します。
俄(NIWAKA)
「人(あなた)」と「我(わたし)」という意味が込められている俄(NIWAKA)は、京都で誕生し、和をコンセプトにしたジュエリーブランドです。ブライダルジュエリーをメインに、ハイジュエリーやファッションジュエリーを展開しています。昔から日本人が大切にしてきた意味や趣が込められているリングは、仏具を扱う職人によって日本独自の技術で生み出されています。
大小のダイヤモンドがあしらわられたリング。プラチナがダイヤモンドの輝きをより引き出しています。V字デザインなので指をほっそり美しく見せてくれます。
アガット(agete)
AfternoonTeaを抱えるファッション企業「サザビーリーグ・グループ」の関連会社エーアンドエスによって1990年に誕生したブランド、アガット(agete)。ブライダルやアニバーサリー、レディース、メンズなどさまざまなラインを展開しています。ファッションとして楽しめるようにトレンドを意識しつつ、アガットならではのデザインにこだわっているのが特徴です。
アガットならではのピアスは、年齢を問わずつけやすい洗練されたデザインが魅力です。シンプルながらも、耳元を華やかにしてくれるでしょう。
ハム(hum)
ハム(hum)は、2004年に創業されたハンドメイドのジュエリーブランドです。女性デザイナーと男性職人が制作しており、伝統と技にこだわった個性豊かな1点もののデザインを多数取り扱っています。
つけるシーンを選ばないシンプルなネックレス。さりげないダイヤモンドの輝きが上品さと女性らしさを引き出してくれます。
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日本が誇るジュエリーブランドを身につけて
日本のジュエリーブランドには、日本ならではのデザインや技術を取り入れたジュエリーがたくさんあります。ブランドのこだわりや魅力がたっぷり詰まったジュエリーをぜひ身につけてみてはいかがでしょうか。