トートバッグとは

まずは、トートバッグとはどんなバッグなのか詳しく見ていきましょう。あわせてトートバッグの魅力についても解説します。

2つの持ち手がある袋状のバッグ

トートバッグとは、2つの持ち手がある袋状のバッグのこと。上部分に開口部があるのが特徴で、素材や形状は問いません。

トート（tote）とはアメリカの俗語で、背負う・運ぶという意味を持つ英単語が由来です。氷や食材を運ぶためのバッグとして、丈夫な帆布で作った手提げ袋が始まりといわれています。

素材やサイズ、デザインが豊富で収納力が高いのが魅力

トートバッグは素材やサイズ、デザインなどが豊富で収納力もあり、通学カバンやビジネスバッグ、マザーズバッグなどシーンを問わず活用できるのが魅力です。素材にはキャンバスや綿、ナイロン、デニムなど豊富な種類があり、選び方によってプライベートからフォーマルにも活用できます。

また縦長や横長など形やサイズもさまざま。開口部が広く、仕切りがない、または少ないので収納力も高く、荷物が多い人や大きめのものを入れる場合に適しています。

ハイブランドの名品トートバッグ①ディオール（Dior）

ここからはハイブランドごとに人気のトートバッグを紹介します。まずはフランスのパリで生まれ、洗練されたデザインが人気のディオール（Dior）のトートバッグを見ていきましょう。

ディオール ブック トート ラージ

幅41センチの大きめサイズで、パソコンやノート、ポーチなどたくさん収納できるトートバッグです。型崩れしないしっかりとした作りなので、荷物が多くても安心。厚手のキャンバス素材なので旅行にも便利です。

サイズ：横41×縦35×幅18cm

レディ ディオール ミディアム

ダイアナ妃も愛したディオールのアイコンバッグ。高級感のあるレザーがどんなコーデも格上げしてくれます。ミディアムなら長財布、スマホなども楽々入るのでデイリー使いにおすすめです。

サイズ：横24×縦20×幅12cm

ハイブランドの名品トートバッグ②ゴヤール（GOYARD）

続いて、Yのイニシャルをかたどったヘリンボーン柄が象徴的なゴヤール（GOYARD）のトートバッグを紹介します。機能性も優れており、ビジネスシーンやプライベートシーンなど幅広く活躍するでしょう。

サン ルイ PM

熟練された職人達がオールハンドメイドで作っているサン ルイ PM。キャンパス生地に特殊な加工をしているため、高い耐久性や耐水性に優れています。軽量かつA4サイズが入る大きさなので、ビジネスシーンにぴったりです。

サイズ：横34×縦28×幅15cm

ロズリン

大きめなスクエア型のトートバッグ、ロズリン。三つ折り収納ができるので旅行におすすめのトートバッグです。男女問わず使用できるデザインで、パッと目を引くカラーなのでコーデのアクセントにもなります。

サイズ：横55×縦37×幅22cm

ハイブランドの名品トートバッグ③セリーヌ（CELINE）

セリーヌ（CELINE）は、女性らしさとアクティブさをコンセプトにしたハイブランドです。セリーヌのロゴやモチーフが印象的なトートバッグを紹介します。

スーモール バーティカル カバ

セリーヌのロゴが印象的な縦型タイプのバーティカル カバ。シンプルなフォルムとキャンバス×レザー仕様でこなれた印象に仕上がります。ショルダー付きなので肩掛けもできるのが魅力。トレンドのスモールサイズで普段使いにおすすめです。

サイズ：横28.5×縦32×幅8cm

ホリゾンタル カバ

パソコンがすっぽり入る横長のトートバッグです。ボタンスナップがついているので、中身が見えにくいのも嬉しいポイント。モノトーンカラーのセリーヌのモチーフがどんな服装にもマッチします。ビジネスシーンにも活躍するでしょう。

サイズ：横43×縦30×幅14cm

ハイブランドの名品トートバッグ④バレンシアガ（BALENCIAGA）

バレンシアガ（BALENCIAGA）は時代にとらわれない自由なデザインで、若者から人気を誇るハイブランドです。キャンバス生地がおしゃれなトートバッグを紹介します。

ネイビー カバ

バレンシアガの定番トートバッグ、ネイビー カバ。キャンバス生地とレザーの異なる素材を使用しており、カジュアルさの中にエレガントさを感じられます。サイドにスナップボタンがついていて、閉じるとコンパクトに、外すと容量が増えるのも魅力です。

サイズ：横30×縦23.5×幅17cm

CITIES PARIS JUMBO

大きなロゴが印象的なCITIES PARIS JUMBOは、マチが広いのでお弁当箱もすっぽり入ります。ファスナー付きの内ポケットや、鍵がつけられるリングなどもあって実用的。持ち手が長めなので肩にかけて持てます。

サイズ：横43×縦26×幅17cm

ハイブランドの名品トートバッグ⑤エルメス（HERMÈS）

最後にハイブランドの代表ともいえるエルメス（HERMÈS）のトートバッグを見ていきましょう。世代を問わず持てるデザインが魅力です。

ガーデン パーティ

台形のフォルムが特徴的なトートバッグ。開口部が広いので荷物の出し入れがしやすく、収納力も抜群です。優しい色合いのベージュが、女性らしさを引き出してくれるでしょう。カラーバリエーションが豊富なので好きな色を選べるのも嬉しいポイントです。

サイズ：横30×縦21×幅13.5cm

エールライン MM

使う人を選ばないデザインのエールライン MMは、老若男女問わず人気のトートバッグです。ファスナー付きなので、バッグの中を見られる心配もありません。撥水性に優れたナイロン生地のため、雨の日でも気軽に使えます。廃盤となった今でも人気があるデザインです。

サイズ：横42×縦32×幅10cm

【目的別】ハイブランドのトートバッグの選び方

トートバッグはどんなコーデやシーンにも合わせやすいアイテムですが、ポイントを押さえて選ぶとより活用できます。トートバッグの選び方をチェックして、自分に合ったものを見つけましょう。

【ビジネス】パソコンや書類が入るA4サイズを選ぶ

ビジネス用にトートバッグを使用するなら、A4サイズが収納できる大きさを選びましょう。マチが広く幅30センチ以上なら、パソコンや書類もすっぽり入り、お弁当も入れられます。

ファスナー付きだと大事な書類を持ち運ぶ時も安心です。肩からかけられる持ち手なら、使い勝手も抜群。素材は本革やナイロン、カラーは汚れが目立ちにくいブラックやネイビー、グレー、上品な印象を与えるベージュやキャメルなどがおすすめです。

【プライベート】丈夫な素材でコンパクトなサイズを選ぶ

プライベートのお出かけで使うなら、小ぶりなサイズがトレンドです。財布やスマホだけで荷物が少ない場合は、幅20センチ以下のミニサイズで良いでしょう。

ショルダーストラップがついていれば、肩掛けと手持ちの2wayで使えます。肩掛けなら両手が空くので子どもと一緒でも手をつないだり、買い物する際に荷物を持ったりしやすくなるので便利です。

日常使いするなら、丈夫で耐久性・耐水性のあるキャンバス素材やデニム生地がおすすめ。軽くて丈夫なナイロンやポリエステルなら、スポーティーな雰囲気に仕上がります。レザーテイストを選ぶと、通勤用にも兼用できます。

【旅行】持ち手が太い大きめのサイズを選ぶ

1泊2日程度の旅行にもトートバッグが大活躍します。サブバッグとして持ち運べば、荷物が増えた時に便利です。

幅30センチ以上の大きめサイズで、旅行用の荷物を入れるなら20〜30リットル、サブバッグとして持つなら5〜15リットルがおすすめ。丈夫なキャンパスや丸洗いできるコットン、水に濡れても大丈夫なナイロン、ポリエステルなどなら旅行にぴったりです。

持ち運びしやすい太い持ち手のものが良く、仕切りやポケットがあれば荷物を整理できます。スリのような犯罪から守るためにもファスナーがついているとなお良いでしょう。

ハイブランドのトートバッグを購入するならリユースショップへ

ハイブランドのトートバッグを買うならリユースショップがおすすめです。ハイブランドのトートバッグでもお手ごろな価格で購入できることもあります。また廃盤になったものや、年代物などなかなか手に入らないものが見つかる可能性も。誰かが手放したトートバッグを再度利用することは、サステナブルな行動にもつながります。

お気に入りのハイブランドのトートバッグを見つけよう

ハイブランドのトートバッグは、デザインがおしゃれなだけではなく、収納力や丈夫さなどを兼ね備えた名品がたくさんあります。また良い素材で作られているからこそ、永く愛用できるのも魅力です。今回紹介したブランドや選び方を参考に、お気に入りのハイブランドのトートバッグを見つけてみませんか。