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洋服・靴

衣替えはいつやればいいの?タイミングと綺麗なクローゼット作りのコツ

基本的に6月と10月に行うことが多い衣替えですが、いつから衣替えをすべきか迷う場合は最高気温を参考にするのがおすすめ。衣替え後の数週間は前シーズンの服をキープしておくと、気温差にも対処できて安心です。ここでは衣替えのタイミングと移行期間の設け方、衣替えの手順とコツや、衣替えの際に利用したい便利なサービスを紹介します。

衣替えの時期はいつから?気温差に対応する方法

衣替えをする女性

出典 shutterstock

基本的な衣替えのタイミングは6月と10月と言われています。まずは衣替えはいつからするのが一般的なのか、気温差に対応する方法とあわせて見ていきます。

夏服へは6月、冬服へは10月が基本的な衣替えの時期

学校や会社が制服の衣替えをするタイミングに合わせ、6月初旬が夏服への衣替え、10月初旬が冬服への衣替えの時期と考えて良いでしょう。

夏と冬だけでなく、春と秋にも衣替えをする場合は、4月に春服へ、9月に秋服への衣替えをするケースが多いようです。

また、衣替えは地域によってタイミングが異なることも。北海道では6月中旬に夏服、9月中旬に冬服に衣替えし、沖縄では5月1日と11月1日に衣替えを行う場合もあります。

気温差に対応できるよう2~3週間の移行期間を設けるのもおすすめ

夏服と冬服を衣替えのタイミングで一気に切り替えてしまうと、思いがけず気温が上がってしまった日や、逆に肌寒い日に後悔することも。そんな時のために、衣替えには2〜3週間程度の移行期間を設け、前シーズンのアイテムを数点残しておくのがおすすめです。

・春夏の衣替え移行期間
 6月1日~2週間程度

・秋冬の衣替え移行期間
 10月1日~3週間程度

天気予報をチェックし、この先一週間の気温が安定してきたら移行期間を終了しましょう。移行期間を設けても急な気温の変化が心配な場合には、季節に関係なく1年中着られる服を出しておけば安心です。

【春夏秋冬】季節ごとの衣替えのタイミング

冬の衣料品が入ったダンボール

出典 shutterstock

いつ衣替えをするべきか迷ったら、最高気温を見て決めるのも良いでしょう。春夏秋冬の衣替えの目安となるタイミングを紹介します。

春服への衣替え:最高気温16度以上

最高気温が16度を超える日が多くなったら、春服へと衣替えするタイミング。長袖シャツや薄手のセーターにカーディガンなどをプラスして、温度調節できるようにしておくと快適に過ごせるでしょう。

夏服への衣替え:最高気温23度以上

最高気温が23度を超える日が続くなら、夏服へ衣替えを。急に寒くなった日のために、薄手の羽織りは残しておくのがポイントです。

秋服への衣替え:最高気温19度以下

最高気温が19度を下回るようなら秋服へ衣替えする時期です。秋は朝晩の温度差が激しい季節なので、ジャケットなど上着の準備も忘れずに。

冬服への衣替え:最高気温15度以下

最高気温が15度以下になるようなら冬服の出番です。厚手のコートやジャケット、ニット帽などを用意して防寒対策をしましょう。

いつから衣替えをするか決めたら実践!上手な手順と収納のコツ

整頓されたクローゼット

出典 shutterstock

大切な服を傷めないためには、衣替えは天気の良い日に行い、クローゼットへしまう前に衣類をケアしておくのがおすすめです。また、収納の際は収納スペースに合ったケースなどのアイテムを用意すると適切に保管できます。衣替えのタイミングに続いて、ここでは衣替えの手順とコツを紹介します。

衣替えの手順:必要なアイテムを選別しお手入れしてから収納する

まず必要なアイテムと不要なアイテムに仕分けします。不要なアイテムは処分し、必要なアイテムは洗濯するかクリーニングへ出しましょう。

衣類の処分に悩んだら、色褪せ・ほつれ・シミなどくたびれ感があるアイテムは手放します。着用してみて自分が素敵に見える服だけ残しておきます。また、現在の自分の体形に合わない服も手放すのがおすすめです。

次にクローゼットへ掃除機をかけて、乾拭きしておきます。洗濯した衣類が完全に乾いたら、クローゼットに収納して衣替えは完了です。

衣替えのコツ:晴れた日にする

衣替えは晴れた日に行うのがおすすめ。できれば晴れた日の午前中から、時間に余裕を持って取りかかりたいですね。雨など天候の悪い日に衣替えすると、衣類の保管場所に湿気がこもり、服が傷んでしまいます。梅雨の時期も同じ理由で衣替えに不向きなので、夏の衣替えは梅雨入り前がベターです。

衣替えのコツ:しまうアイテムはしっかりとお手入れしておく

衣替えで衣類をクローゼットにしまう前に、再度洗濯やクリーニングをしておきます。念入りなお手入れをすることで、衣類に残っていた見えない汚れにより服が傷むのを防ぎます。

洗濯機を使う場合は、事前に洗濯槽を洗っておくとより効果的です。とれない汚れは、薄めた食器用洗剤をつけて手洗いすると良いでしょう。生乾きのにおいが残る服は、酸素系漂白剤につけ置きをしてから洗います。靴やバッグも同様に適切なケアを済ませてからしまうことで、次に取り出した時に気持ちよく使い始められますよ。

衣替えのコツ:収納アイテムを活用し適切な場所にしまう

綺麗なクローゼットを作るため、衣替えの際は衣類の保管場所を決め、ケースや袋など収納アイテムを用意しましょう。丁寧に畳んで、防虫剤とともに収納します。収納アイテムを用意する際は中が見えるものにするか、ラベリングしておくと次の衣替えの時に中身を確認する手間が省けますよ。

また、高いところに収納する際は出し入れしやすいよう、布製など軽い素材の収納アイテムを使います。湿気は空気より重く下のほうにたまるため、高い場所に収納するアイテムは湿気に弱いウールやシルクの服、革製のベルトやカバンなどがおすすめです。

衣替えで不要になった服はリユースショップでの処分がおすすめ

髪の毛を後ろでまとめながら夕焼けを見る女性

出典 shutterstock

衣替えで不要になった服は、リユースショップでの処分がおすすめ。不要品を買い取ってもらえるだけでなく、1着の洋服を永く生かすためのサステナブルな行動だからです。自分が着なくなった服を必要としている誰かが着ることで、ものの寿命が伸び、アパレル業界が直面する大量生産と大量廃棄の問題の解消にもつながります。同じ理由で、新たな洋服をリユースショップで見つけることも地球環境に優しいサステナブルな選択と言えます。

衣替えで不要な服が売れるサービス3選

洋服がたくさん入ったダンボール

出典 shutterstock

衣替えは衣類の量が多い人や、忙しい人にとっては負担の大きい作業です。せめて衣替えで不要となった衣類やバッグ、靴などをスムーズに手放せると良いですよね。そこでおすすめしたいのが、中古アイテムの査定サービスです。衣替えの負担が減るだけでなく、お財布に優しく便利なサービスを3つ紹介します。

①2nd STREET(セカンドストリート)

全国に700店舗以上を構えるリユースショップで、衣料品、家具や家電、楽器など幅広いジャンルの買取と販売を行っている2nd STREET(セカンドストリート)。近くの店舗での買取の他、パソコンやスマホで簡単に依頼できる宅配買取も人気です。ブランドの人気アイテム以外は高価買取が期待できないとの声もありますが、取扱商品が多いため買取商品も多岐にわたるので、不用品を手放すのにおすすめです。買取金額UPキャンペーンなどもコンスタントに開催しています。

②KOMEHYO(コメヒョウ)

ブランドアイテムを売るのにおすすめなのは、目利きの鑑定士がいるKOMEHYO(コメ兵)の買取サービスです。大切なアイテムを適切な価格で買い取ってもらえて安心です。店頭買取だけでなく、非対面で24時間利用できる宅配買取も人気です。無料(着払い)で送れて、最短査定の翌日に入金されます。また、アイテムが多ければ出張買取も依頼できます。LINEで画像を送信して前もって査定してもらうことも可能なので、気軽に利用できるのがメリットです。

③ecocolo(エココロ)

ecocolo(エココロ)は買取金額の高さに定評がある買取サービスです。東京エリア中心の出張買取を出張費0円で行っています。持ち込んで査定してもらう手間がかからないので忙しい人にもおすすめ。有料ではありますが、値段のつかない不用品もすべて回収してくれます。

いつから衣替えをするか把握して理想のクローゼットを作ろう

海でたたずむ女性

出典 shutterstock

適切な衣替えのタイミングを把握して実践することで、常にクローゼットが整理され季節に合ったおしゃれが楽しめます。衣替えの際は移行期間を設けておくと、気温差が気になる場合も安心です。また便利なサービスを利用して衣替えの負担を軽減するのも良いアイディアですね。いつから衣替えをするか把握して、理想のクローゼットを作りませんか。

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tina
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ヴィンテージショップ巡りが趣味。VOGUEとELLEは毎月欠かさずチェックし、ブランドの最新情報もウォッチ!