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バーバリーのトレンチコートの魅力は?春コーデもご紹介

春アウターの定番であるトレンチコート。洗練されたトレンチコートと聞いて、イギリスブランドのバーバリーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。この記事ではそんなバーバリーの歴史や、長い間世界中で愛されているトレンチコートの魅力、着こなしについてご紹介します。

バーバリーの歴史は?

バーバリーの歴史は古く、150年以上続いているイギリスの高級ブランドです。バーバリーのトレンチコートは元々軍用として作られたため、丈夫で長持ちすることが世界中の愛好家の間で知られています。バーバリーの歴史を知ることで、よりブランドやアイテムへの理解を深めることができます。

バーバリーの歴史

バーバリーは創業者トーマス・バーバリーによって、1856年に開業しました。トレンチコートは、第一次世界大戦でトーマス・バーバリーがイギリス軍から依頼を受けて開発し、その後一般にも販売されるようになりました。雨が多いイギリスの天候に対応できる機能性と格調高いデザインから、瞬く間にイギリス全土へ広まったといわれています。

当時コートの裏地にデザインされていた「バーバリー・チェック」は、今もバーバリーを象徴するデザインとして認識されています。現在も世界中に店舗があり、イギリスのロイヤルファミリーや有名人をはじめ、世界中の人々に愛されています。

バーバリーのトレンチコートの魅力は?

バーバリーのトレンチコートの魅力は、まずその格式あるデザインでしょう。イギリスらしい品と、硬派さを表現した軍服風デザインは、男性も女性も格好良くみせてくれます。

また、元々は軍用だったこともあり、非常に機能性が高いのが特徴です。生地が丈夫で、雨風に強く、傷みにくいので長く愛用できます。バーバリーのトレンチコートは色や形、着丈にさまざまなバリエーションがあり、自分好みの一着が見つけられるのも大きな魅力です。

さらに、どのバージョンにも採用されている裏地のバーバリーチェックは、コーデのアクセントになってくれます。

モデルによる違いは?

バーバリーのトレンチコートは豊富な種類があり、それぞれ英国の地名が付けられています。由来となったイギリスの街に思いを馳せてみるのも楽しいですね。トレンチコートのモデルによって、カラーバリエーションもそれぞれ異なります。

「チェルシー」は最もスリムで肩幅が細めの女性らしいイメージ。
「ケンジントン」はクラシックなデザインで、縦長のシルエットが特徴的。
「イズリントン」はモダンなデザイン。
「ピムリコ」はゆとりあるストレートシルエット。
「ウエストミンスター」はゆったりオーバーサイズで、華奢見えが魅力。
「ウォータールー」は長めの丈でリラックスしたシルエットを作り出します。

春のトレンチコートの着こなし方は?

バーバリーのトレンチコートは歴史があり、優れたデザインと丈夫さが魅力的ということがわかりました。実際に購入する前に、トレンチコートを使った春コーデをチェックしておきましょう。ここでは、春にトレンチコートをおしゃれに着こなす方法をご紹介します。

パンツにヒールを合わせる定番の着こなし

トレンチコートの定番の着こなしは、パンツにヒールを合わせるスタイル。トレンチコート自体がコンサバなアイテムなので、堅苦しくなりすぎないようデニムでカジュアルダウンし、足元はヒールパンプスで引き締めます。

フォーマル過ぎずラフ過ぎない絶妙なバランスで、通勤にもプライベートにも大活躍。寒い日は大柄のスカーフを巻いて、コーデに華やかさをプラスしましょう。

ホワイトと合わせて爽やかに

トレンチコートの中をホワイトで統一して、春らしい爽やかなコーデに。ホワイトはグレーでも代用可能。清潔感ある装いはオフィスでも好感度抜群です。

トップスとボトムスが明るいトーンなので、ベルトやパンプスといった小物はダークカラーにしてアクセントを加えて。コーデが単調になり過ぎたら、春らしい明るい差し色のバッグを入れるなど変化をつけるのがおすすめです。

くずしてラフに着る

トレンチコートをそのまま着ると、シーンによっては少し堅苦しい印象に。時にはラフに、あえて着くずしてこなれ感をプラスしましょう。軍服を連想させるカーキは、元々軍用のトレンチコートと相性抜群。カーキに黒を合わせて、少し辛口に仕上げます。

腕まくりで手首を見せ、アンクルパンツで足首を出すことで、抜け感を演出。デザインに一ひねり加えたパンプスやサングラスなど、個性の出る小物で地味にならないよう工夫しましょう。

裏地をチラ見せ

バーバリーのトレンチコートならではの着こなしとしておすすめなのが、前を開けて裏地をチラ見せする方法。ふとした時に見えるチェック柄が、コーデのアクセントになります。バーバリーチェックは人目を惹くので、中のコーデは派手な柄を避けるなど調整しましょう。コートの下がいつもの見慣れたコーデでも、変化をつけて着られます。

おすすめのバーバリーのトレンチコートは?

バーバリーのトレンチコートは様々なバリエーションが魅力的ですが、種類が多すぎて迷ってしまうことも。ここではたくさんのラインナップの中から、おすすめのバーバリーのトレンチコートをみていきます。

ウォータールー ヘリテージ トレンチコート

価格:¥270,000+税(編集部調べ)

ウォータールーは少し長めの丈とリラックス感のあるシルエットが特徴的。トレンチコートは好きだけれど、上手く普段のコーデに合わせられるか心配という人も、安心してカジュアルに着こなすことができます。カラーは定番のハニーの他、チェスナットブラウンやリッチオリーブ、ブラックとバリエーション豊富。

襟裏にもバーバリーチェックが施されているので、襟を立てたアレンジも格好良く決まります。生地に余裕があるのでラフにくずしやすく、アレンジした着こなしを楽しみたい方にもおすすめ。高級なコートをリラックスして着こなすことで、大人の余裕を漂わせて。

ウエストミンスター ヘリテージ トレンチコート

価格:¥270,000+税(編集部調べ)

ウエストミンスターは、流行のオーバーサイズシルエットの着こなしが叶います。ロングとレギュラーサイズがあり、好みの着丈を選べるのが魅力。ロングのウエストミンスターは、まるでメンズものを着ているようなサイズ感で、華奢な女性らしさを演出。レギュラーはすっきりとみえるので、タイトボトムスとの相性抜群です。

カラーは優しいベージュ系のハニーと、辛口のダークミリタリーカーキがあり、自身のスタイルに合わせてチョイス可能。フォーマルはもちろん、カジュアルにも合わせやすい万能コートです。

ピムリコ ヘリテージ カーコート

価格:¥220,000+税(編集部調べ)

ピムリコは丈が短いタイプのトレンチコートで、他のデザインでは大きいと感じる小柄な方におすすめ。前を留めるとボタンが中に隠れるデザインや、洗練されたシンプルなフォルムはあらゆるコーデと相性が良く、スタイリングしやすいのが特徴。カジュアルにも、ビジネスやフォーマルシーンにもマッチします。

カラーは3種類、淡いベージュのハニー、少し濃いベージュのビスケット、夜のように深いネイビーのミッドナイトがあります。軽量でシルエットにゆとりがあるため着やすいのも魅力。ゆとりある袖周りは、コートの中でレイヤリングを楽しみたい方にもおすすめです。

バーバリーのトレンチコートで品のある装いを

洗練された品格を醸し出すバーバリーのトレンチコート。定番のデザインはトレンドに左右されにくく、長く使えるのも魅力的です。また、バリエーション豊かなので色や着丈、フィット感が選べるのも嬉しいところ。お気に入りの一着を見つけて、バーバリーの歴史が作り上げた風格を身に纏いましょう。

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aki
サムネイル: aki
ヴィンテージアイテムが大好きな27歳。海外の古着屋さん巡りで自分だけのアイテムを見つけるのが趣味。好きなブランドはMARNI。憧れブランドはCHANEL。