サムネイル
財布

エルメスのベアンは上品なカラーとデザインが魅力♡サイズや素材を解説

ハイブランドの代表格であるエルメスは、財布とバッグが特に人気です。財布の定番とも言えるベアンは、発売当初から現在まで人気が衰えることがありません。豊富なカラー展開と上品なデザインは、多くの女性から支持されています。本記事では、エルメスのベアンが人気の理由、永く使えるおすすめのものを紹介していきます。

エルメス(HERMES)のベアンとは

エルメスのベアンは、発売当初から現在まで変わることなく大人の女性から高い支持を得ています。まずは、エルメスの歴史とベアンとはどのような財布かを解説していきます。

世界中の多くの女性が憧れるハイブランド「エルメス」

エルメスの創業は1837年。ティエリー・エルメスが、パリで馬具工房を開いたことからブランドとしての歴史が始まりました。当初エルメスが扱っていたのは、馬具製品でした。優れた技術による高品質な馬具は、創業当初から高い評価を受けます。

20世紀に入ると、エルメスは皮革を使ったバッグや財布の製造を開始します。世界で初めてファスナーを取り入れるなど、斬新なアイディアは多くの人に衝撃を与えました。1927年以降は、香水やスカーフ、ジュエリーなどさまざまなジャンルのアイテムを発表し、さらに多くの人々の注目を集めていきました。

財布の人気ライン「ベアン」

バッグと並んで、エルメスの財布は現在でも多くの女性が憧れるアイテムです。ベアンは20年以上前から販売されているエルメスの財布の定番ライン。エルメスのアイコンデザインともいえる「H」の金具に、ベルトを通して開閉するのが特長的です。

旧タイプのものと現行タイプのものでは金具のデザインが微妙に異なるなど、年代によってデザインがアップデートされています。

エルメスのベアンが人気の理由

エルメスのベアン人気が現在でも衰えないのは、多くの人を引きつける魅力があるからといえるでしょう。ここでは、ベアンの人気が衰えない理由を紹介していきます。

シンプルで無駄のないデザイン

ベアンの魅力の一つは、飽きがこないシンプルで上品なデザインです。

ジップではなく手帳のようにベルトでお財布を締めるスタイルと、そのベルトに施されたエルメスの頭文字「H」をかたどった留め具。そしてロゴや柄が一切プリントされていないボディは、むやみに飾り立てない大人の余裕を感じさせます。

素材も高級牛革のみならずクロコダイル、オーストリッチなどが使われていてクラス感があり、洗練された大人らしさをさり気なく演出してくれます。

上品なカラーが豊富

ベアンには豊富なカラー展開があります。素材とカラーの組み合わせが数多くあるので、同じベアンでも人と被りにくいのは嬉しいポイントです。

定番カラーだとグレーとブラウンの中間色のような絶妙な寒色「エトゥープ」や漆黒の「ブラック」などのモノトーンカラー、そしてイエローが強いブラウンの「ゴールド」が人気。

カラフルなものであれば、ペールピンクの「ローズリップスティック」や、ローズリップスティックよりも濃いピンクの「ローズアザレ」などが人気です。

最近では2つのカラーを組み合わせたバイカラーのベアンも注目度が高くなっています。

エルメス(HERMES)ベアンのサイズ展開と素材

ベアンはカラーだけではなく、サイズと素材のバリエーションも豊富です。ここからは、ベアンのサイズと素材について解説していきます。

サイズ展開は3種類

ベアンのサイズ展開は、ベアン、ベアンスフレ、ベアンコンパクトの3つです。

ベアンは薄く、ポケットにもさっと入れられるので男性からの人気も高い傾向です。小銭や領収書などを多く持ち歩かない人に特におすすめ。

ベアンスフレは、べアンよりマチが1cm多く、領収書やお店のカードなどをたくさん保管しておきたい人に最適です。

ベアンコンパクトはミニバッグの中にも楽々収納できる、可愛いコンパクトサイズが特長です。大きなお財布を持ち歩きたくない人から高い支持を得ています。

素材①ヴォー・エプソン(Veau Epsom)

ヴォー・エプソン(Veau Epsom)というのは、雄の仔牛を使ったもの。2003年からエルメスの革アイテムの素材としてデビューしました。

張りのある革で、皮革本来のこまかな凹凸が彩豊かな皮革の表情を映し出すヴォー・エプソンは男性にもとても人気が高く、モダンでカジュアル、色合いによってはシックな雰囲気を作ります。

定番のブラックのほかビタミンカラーからナチュラルなグレージュやキャメルなどが人気です。

素材②ボックスカーフ(Box Calf)

ボックスカーフ(Box Calf)は、最もポピュラーな皮革で、フランスでは牛の成長や性別によって呼び名が変わります。

生後3~6ヶ月の雄仔牛の革で目が細かく、表面にガラス加工でツヤ感を出し、革をやわらかくする「なめし液」に浸す時間を短くすることで、高価な革の質感と硬さを出しているのが特徴です。

素材③アリゲーター(Alligator)・オーストリッチ(Autruche)

アリゲーター(Alligator)とオーストリッチ(Autruche)は野生動物の皮革で限られた素材であり、エルメスのブランドを代表する最高素材です。その光沢と風合いは別格で、持つ人の存在感を格上げしてくれます。

エルメス(HERMES)ベアンのおすすめ商品3選

ここからは、大人の女性に特におすすめなエルメスのベアンを紹介していきます。

ベアンクラシック

エルメスのベアンクラシック

横×縦×マチ(幅) : 17.5cm × 9.5cm ×2cm
カード入れの数:5つ、ポケットの数:2つ

エルメスのアイコンカラーとして知られる、エルメスオレンジのベアンです。Hの金具と鮮やかなオレンジが、エルメスらしさを最大限に演出してくれます。ベアンクラシックは誕生当初から発売されているデザインで、スッキリとしたフォルムと上品な印象が多くの女性を魅了してきました。

ベアンスフレ

エルメスのベアンスフレ

横×縦×マチ(幅) : 17.5cm × 9cm × 3cm
カード入れの数:5つ、ポケットの数:2つ

マチがあり、収納力の高いベアンスフレ。ベルトと財布部分のカラーが異なるデザインは、今っぽくておしゃれな印象です。寒色系のバイカラーだと、どこかユニセックスなムードになります。さり気なく遊び心を取り入れたい人におすすめのデザインです。

ベアンコンパクト

エルメスのベアンコンパクト

横×縦×マチ(幅) : 12cm × 9.5cm × 2cm
カード入れの数:4つ、ポケットの数:2つ

ベアンコンパクトは、上記の2種類よりも横幅が短いのが特長的。2つ折りタイプで、持ち運びやすいのが魅力です。定番カラーのブラックはシンプルながらも上品な表情を醸し出してくれます。留め具のゴールドカラーが映えてラグジュアリーさも感じさせてくれる、飽きがこないデザインです。

正しいお手入れでエルメス(HERMES)のベアンを永く使おう

エルメスのベアンを永く美しく使うには、正しいお手入れや使い方が重要です。ここでは、ベアンのお手入れやメンテナンスについて紹介していきます。

毎日のお手入れと使い方に気を付ける

革製品は、毎日お手入れを行うことが理想的。一日の終りに、やわらかい乾いた布で汚れや水分をふき取るだけでも汚れの蓄積を予防できます。

また、使い方にも注意が必要です。型崩れを防ぐためにも、カードや小銭をパンパンに詰め込まないようにしましょう。摩擦による劣化を防ぐため、財布はポケットに入れず、バッグに入れて持ち運ぶのも長持ちさせる秘訣です。

エルメス直営のリペアやケアサービスを利用する

部品が取れてしまったり、ファスナー部が破損したりなどの自分では直せないトラブルが起きた場合は、アフターサービスを利用しましょう。エルメスの直営店では、リペアが可能です。

また、直営店では定期的なメンテナンスやケアサービスを行っているので、定期的に見てもらうのもおすすめです。

エルメスのベアンを探すならリユースショップがおすすめ

エルメスのベアンは人気のアイテムですが、ハイブランドらしい価格帯なので定価で購入するのは少し躊躇ってしまうかもしれません。そんな時は、リユースショップをチェックしてみるのがおすすめ。リユースショップでエルメスのベアンを探すのは、お財布にも環境にも優しいといえます。

まず、リユースショップは通常よりリーズナブルな価格でハイブランドアイテムを手に入れられるので、経済的にとってもお得です。新品同様のものや、現在では販売されていない旧タイプのものが見つかるケースも多々あります。

それだけではなく、リユースショップの活用はファッションアイテムの無駄な廃棄を防ぐことにつながるため、サステナブルな活動ともいえるのです。

経済的にも環境にも優しい方法で、お気に入りのベアンを見つけてみてはいかがでしょうか。

エルメスのベアンで上品なクラス感を纏って

エルメスのベアンは、上品なカラーとデザインで多くの人から愛されているアイテムです。上質な素材を使用しているので、永く愛用しやすいのもポイント。ライフスタイルに合わせたサイズを選べば、より愛着が湧くでしょう。自分に合ったエルメスのベアンを見つけて、ぜひ日常の相棒にしてみてください。

writer profile
IKUMI
サムネイル: IKUMI
ブランドをこよなく愛するアラサー女子。ヴィンテージシャネルとセリーヌ、バレンシアガが好き。