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洋服・靴

洋服の差し色とは?取り入れるコツやおすすめアイテムを紹介

差し色は、コーデの中にアクセントとなるカラーを一色入れることを言います。差し色を使うことで、コーデが華やかになったり、季節感を手軽に取り入れられたりします。本記事では、詳しい差し色の解説とメリット、差し色の取り入れ方のコツ、差し色に使えるアイテムやブランドなどを紹介します。

差し色とは?

BOTTEGA VENETAのバッグ

差し色とは、コーディネートのどこかに色を添えることを言います。アクセントカラーとも言い、落ち着いた色合いで全身をまとめたときに、ワンポイントだけ鮮やかな色を使うのが差し色です。この差し色を取り入れると、コーディネートに個性やこなれ感を演出できます。あくまでも引き立て役の色なので、全面的に大きなアイテムを差し色として使うことはありません。

差し色を使うメリット

赤いバッグを持った女性

出典 shutterstock

手軽にコーデを華やかにできたり、ワンポイントで季節感のある色を取り入れたりできるのが、差し色のメリットです。差し色を使うメリットを詳しく紹介します。

コーディネートが華やかになる

差し色は、赤・黄色・オレンジ・ピンクなど明るい色を使うことが多いです。明るい色を使うと、使っている面積が少なくてもコーデを華やかに見せてくれます。メインのコーデの色は落ち着いた色合いのものを選び、差し色には鮮やかな色のアイテムを取り入れるとアイテム同士が引き立て合い華やかな印象になりますよ。

また、差し色を使うことでコーデのアクセントとなり、普段の服装のマンネリ化を防ぐこともできます。

季節感を出せる

春はパステルカラー、夏にはオレンジやイエローなどのヘルシーなカラー、秋冬は深みのあるワインレッドなどが合います。季節のカラーをコーデの主役に取り入れるのは難しいため、差し色で季節感のあるカラーを使うと、その季節に合ったコーデが楽しめますよ。

差し色を取り入れれば、メインのコーデを変える必要はないため全体的な雰囲気を崩さずに季節感を取り入れられるメリットがあります。

差し色の取り入れ方のコツ

BOTTEGA VENETAのマスタードカラーのバッグ

差し色はさりげなく取り入れるのが、おしゃれに見せるポイントです。ここからは、差し色を取り入れるコツについて見ていきましょう。

ベースのコーデは落ち着いたカラーで

差し色を使うときは、ベースのコーデの色合いを落ち着いたものにするのがポイントです。ベースカラーがカラフルな色だと、差し色が映えなくなりごちゃごちゃした印象になります。そのため、ベースコーデは落ち着いた色合いで統一し、差し色を活かしましょう。

差し色は1つのコーデに1色のみ

差し色の数は基本的に一色にするのがポイント。差し色が多いとチグハグなコーデになりがちです。また、差し色は無地にこだわる必要はないため、柄物のアイテムを取り入れるのも良いでしょう。

差し色のアイテムは小さめのものを

差し色を取り入れるときは、差し色のアイテムの大きさを小さめにするとコーデに取り入れやすく主張しすぎません。他のアイテムで隠れ、チラ見えするインナーで取り入れる程度で良いでしょう。差し色にするアイテムの大きさは、全体の1割ほどがおすすめです。

カラフルなジャケットなどを着ると差し色としては、存在感が大きくなってしまいます。差し色を楽しむのであれば小物で取り入れるくらいでOKです。

差し色に使えるアイテム3選

差し色に使えるアイテムは、バッグや靴、インナーなどさまざまあります。ここでは、差し色におすすめのアイテムを紹介します。

バッグ

レディディオールのピンクのバッグ

バッグは差し色として使いやすいアイテム。全身を同系色でまとめたワントーンコーデに。小ぶりな差し色のバッグを合わせれば上品に見えます。さりげなく差し色を取り入れることができ、コーデが地味に見えません。

靴 

青いチェック柄のシューズ

靴は全身のコーデの中でも面積の小さなアイテムなので、差し色にはもってこいのアイテム。モノトーンやワントーンスタイルのコーデにカラーのパンプスを合わせたり、カジュアルなファッションにはカラーのスニーカーを合わせたりと、おしゃれの幅も広がり華やかさも演出してくれます。

また、服のワンポイントやラインなどで靴の色とリンクさせるとこなれ感が出ておしゃれに見えます。

インナー

クリスチャンディオールのブルーのブラウス

コートなどのアウターを着るときは、インナーを差し色として使うのもおしゃれです。鮮やかな色のカラーニットをチラッとコートから覗かせることで、コーデにメリハリが生まれます。秋冬はダークな色を使いがちですが、差し色を意識してカラーのインナーに挑戦してみてはいかがでしょうか。

差し色におすすめのハイブランドアイテム

ハイブランドの色鮮やかなアイテムを一点投入するだけで、コーデが一気に華やかになります。つぎは、差し色におすすめのハイブランドアイテムを紹介します。

ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)のスカーフ

ルイヴィトンのスカーフ

ルイ ヴィトン(Louis Vuitton)は1894年に創業した、旅行トランクを専門で販売していたブランド。ラグジュアリーなブランドとして有名なルイ ヴィトンは、バッグや財布など幅広いアイテムを取り揃えています。

革製品のアイテムを取り揃えていますが、スカーフなどのファッション小物も販売しています。今回紹介するスカーフは白の生地に、カラフルな柄が入っており一枚で差し色として使えるアイテムです。ダークなコーデにカラフルなラインが入ったスカーフがコーデをより一層引き立ててくれます。

プラダ(PRADA)の帽子

プラダの帽子

プラダ(PRADA)は、1913年にイタリアで創業されたブランド。三角形のプラダのロゴがアイコンで、職人の高い技術はイタリア王室の御用達まで上り詰めました。今回紹介している帽子にも、三角形のプラダのロゴがフロント部分にあしらわれている上品なデザインです。ブランドのアイテムを差し色として使うと品のあるコーデに。

シャネル(CHANEL)のバッグ

シャネルのバッグ

シャネル(CHANEL)は、1919年にパリにオープンした「シャネル・モード」という帽子やから始まりました。シンプルかつデザイン性の高い帽子は人気になり、服やバッグなど幅広いアイテムを展開しています。シャネルのアイコンである「CCマーク」は、さまざまなアイテムに取り入れられており、ひと目見ただけでシャネルのアイテムということがわかります。

今回紹介しているバッグもシンプルなデザインでありながら、印象的なピンクで差し色にはぴったりのアイテム。暗めの色のコーデにシャネルのバッグを持つと差し色という効果だけでなく、品のあるコーデにもなります。

エルメス(HERMÈS)のバッグ

エルメスのバッグ

エルメス(HERMÈS)は高級馬具の製造工房として1837年に「ティエリ・エルメス」をフランスパリで開業しました。革製品を主に取り扱っているブランド。今回紹介しているバッグは、エルメスのロゴがフロント部分にあしらわれており、優しい色合いが差し色としてもぴったりなアイテムです。秋などのムードのあるコーデの差し色に使えます。

エルメス(HERMÈS)のニット

エルメスのニット

同じくエルメス(HERMÈS)の鮮やかなグリーンがよく映えるニット。ダークカラーコーデの差し色として、アウターから覗かせるとおしゃれに仕上がります。

クリスチャンルブタン(Christian Louboutin)のパンプス

ルブタンのパンプス

クリスチャンルブタン(Christian Louboutin)は1992年にパリで創業されたブランド。フランスのラグジュアリーブランドで、靴を中心にバッグや革製品を取り扱っています。クリスチャンルブタンの靴には、アイコンであるレッドソールがあしらわれており、今回紹介しているパンプスにもレッドソールが使われています。

赤いネイルカラーから連想されたレッドソールは、差し色にはぴったりのアイテムです。落ち着いた色合いの服にレッドソール輝くパンプスとの組み合わせは目を惹くコーデになります。

差し色を上手に使ってワンランク上のおしゃれを楽しもう

ピスタチオカラーのバッグ

落ち着いた色合いのコーデには差し色が映えます。今回紹介した差し色を上手に使うコツや、アイテムを参考にしておしゃれを楽しみましょう。また、差し色としてブランドアイテムを使うと、品のあるコーデになるので、ぜひ試してみてください。

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rino
サムネイル: rino
スタイルのお手本は自由に生きるパリジェンヌ達。作り込み過ぎないシックなスタイルが得意。