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洋服・靴

ストールとマフラーの違いとは?それぞれの特徴、選び方を解説

ストールとマフラーは一見よく似たアイテムですが、サイズ感や使用する季節、素材などに違いがあります。2つの違いを知った上でコーデに取り入れれば、より洗練されたコーデが叶うはずです。今回は、ストールとマフラーの特徴と違い、おしゃれなストールの巻き方やコーディネートを解説します。

ストールとマフラーの違いとは

重なったストール

出典 shutterstock

ストールとマフラーはサイズや素材、着用する季節などが異なります。それぞれの特徴と2つの違いを紹介します。

ストールの特徴

ストールは一年中使える万能アイテムです。幅が広めの長方形の形状をしているのが特徴で、一般的には幅60〜70センチ・長さ180〜200センチほど。肩からすっぽり羽織れるサイズ感なので、夏場の冷房対策から冬の防寒対策まで幅広く対応できます。さらに、フォーマルにもカジュアルにも合わせやすいのも魅力です。

素材には麻・綿・絹・ウール・カシミヤなどが使われていて、季節や用途に合わせて選びやすいのもポイント。なお、ストールと似た見た目でも正方形のものは「ショール」と呼ばれます。

マフラーの特徴

マフラーは防寒に特化したアイテム。形状はストールよりも細長く、幅30〜50センチ・長さ160〜180センチが主流です。素材にはウール・カシミヤ・ファー・ニットなど暖かさ重視のものが使われ、使用シーンも秋冬がほとんどでしょう。実用性や防寒性を重視したい時に選ばれます。首元をしっかり温めつつ、コンパクトに巻けるのが魅力です。

ストールとマフラーの選び方

ストールを選ぶ女性

出典 shutterstock

ストールやマフラーの違いを知っておくと、コーディネートの際にどちらを使うかで迷いにくくなります。ここからは、それぞれの良さを活かせる選び方を紹介します。

サイズで選ぶ

ストールは、大きいサイズのものが多いため、広げたり畳んだりしてさまざまな使い方ができるのがポイントです。巻き方のバリエーションが多いので、状況に合わせて多様な身に着け方を楽しみたい時におすすめ。

マフラーは、ストールと比較するとサイズが小さい分、畳む手間も少なくなります。コンパクトなものを選べば、バッグに入れて持ち運ぶ際にもかさばらないでしょう。

利用目的にあわせて選ぶ

防寒として使用するなら、ニットやファーが使われているマフラーを取り入れるのがおすすめです。

コーディネートにポイントとして取り入れたい場合は、ストールが綺麗に映えるでしょう。ストールは素材がさまざまなので、カラーだけではなく質感をアクセントにしてもおしゃれです。

色や柄で選ぶ

きれいめにもカジュアルにも使いやすいのは、ベーシックな色や無地のデザインです。黒・白・ベージュなどの定番カラーは、フォーマルなシーンにもなじみ、上品な印象を与えてくれます。逆に、ピンクや赤、オレンジなどの暖色系を選べば、コーデにやわらかさがプラスされるでしょう。鮮やかなカラーは、シンプルコーデの差し色としても大活躍です。

柄はコーディネートの印象を変える鍵になります。無地はどんな服にも合わせやすく万能ですが、アクセントを効かせたいなら柄物がおすすめです。例えば、チェック柄は毎年人気の定番で、トラッドな雰囲気をプラスできるデザイン。レオパードなどのアニマル柄は、辛口のエッセンスを加えてくれるので、大人っぽくまとめたい時にぴったりです。

素材で選ぶ

季節感や着こなしの印象を左右するのが素材選びです。ストールは一年を通して使えるアイテムで、春夏は麻やコットンなどの軽やかな素材がマッチします。見た目にも爽やかで、コーディネートに抜け感を与えてくれます。秋冬にはアンゴラやウール、カシミヤなどのあたたかく肌触りのよい素材が人気です。防寒性も高く、見た目にも季節感を演出できるでしょう。フォーマルな場には、シルクなど高級感のある素材を選ぶと、上品さがぐっと引き立ちます。

一方、マフラーは基本的に防寒目的がメインです。秋冬の定番素材であるウールやカシミヤはもちろん、ボリューム感やふんわり感が欲しい場合はモヘア素材もおすすめ。首元にほど良く厚みを出すことで、小顔効果も狙えます。

ストールやマフラーのおしゃれな巻き方

ここからは、アスコット巻きやエディター巻きといったストールやマフラーのおしゃれな巻き方を紹介していきます。

アスコット巻き

アスコット巻きのストール

出典 Shutterstock

アスコット巻きは、縦のラインが強調されて、スッキリとした印象に。マフラーとストール、両方でできる巻き方です。

①ストール(マフラー)の幅が10センチ前後になるように折ってから首にかける

②片方をやや長めに垂らし、上側からもう片側に一周巻きつける

③巻きつけたストールを首の輪の下側から上に引っぱり出す

④結び目をおおい隠すように手前に垂らし、ストールの左右が対象になるように整えて完成

エディター巻き

エディター巻きのストール

出典 Shutterstock

エディター巻きは、首元に動きとボリュームを出せる上品なアレンジ。マフラー・ストールどちらにも使える巻き方です。

①片方が長くなるように、ストールを首にかける

②長いほうの端を首にぐるっと一周巻きつける

③首元をふんわりさせて形を整えたら完成

やわらかめの素材を使うと自然なボリュームが出て、小顔効果も期待できます。裏地や柄を少し見せるように調整すると、コーデのアクセントにもなるでしょう。

ミラノ巻き

ミラノ巻きのストール

出典 Shutterstock

ミラノ巻きは、エディター巻きをアレンジした巻き方です。

①エディター巻きにしたストールを内側から持ち上げる

②持ち上げたところに輪をつくり、反対側の端を輪の中に通す

③反対側も同様に輪をつくって通す

立体感が出て華やかになるだけではなく、ストールが解けにくいメリットもあります。

ケープ巻き

ケープ巻きのストール

出典 Shutterstock

ケープ巻きは、ストールの大きさを生かした巻き方です。

①ストール両端から対角に全体の3分の1くらいの部分で持ち、中心部で二等辺三角形をつくるように折る

②そのまま肩にかけるように羽織って完成

肩部分でまとめてクリップやゴムなどで留めると、花のように見えて可愛らしい印象になります。

ストールとマフラーの違いを活かしたおしゃれなコーディネート

ここからは、ストールやマフラーをアクセントに使用したおしゃれなコーディネートを紹介していきます。

鮮やかなカラーのマフラーでコーデの差し色に

鮮やかなブルーのマフラーを使ったコーデ

鮮やかな色と華やかな柄のマフラーをコーディネートにプラス。アウターを羽織るとシンプルに見えやすい秋冬コーデを、マフラーで華やかに仕上げています。ベースが涼し気なブルー系カラーなので、派手になりすぎずスッキリした印象になっているのもポイントです。

厚手のマフラーでボリュームを出して華奢見え

マフラーでボリューム感を出したコーデ

厚手のマフラーで顔周りにボリュームを出した着こなし。首周りは体のパーツの中でも細い部分なので、着ぶくれの心配がありません。視線を上に誘導できる効果があり、重心が気になりがちな秋冬コーデを軽やかに見せてくれます。

ブラックのストールでメリハリをプラス

ブラックのストールを使ったコーディネート

出典 Unsplash

ベージュ系のロング丈トレンチコートを、ブラックのストールでさり気なく引き締め。ロング丈のアウターはコーディネートに占める面積が大きいですが、ストールを使用することでぼやけた印象を回避してメリハリを出しています。

【マフラー】ハイブランド別おすすめアイテム

ここからはハイブランドのおすすめアイテムを紹介していきます。まずはマフラーからです。

グッチ(GUCCI)

グッチのGG柄のマフラー

洗練されたアイテムが豊富に取り揃う世界的ブランド、グッチ(GUCCI)のマフラーです。こちらはグッチ定番のGG柄を全体にあしらったデザイン。落ち着いたカラーリングで、首元をシックな印象にできます。

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)

ルイ・ヴィトンのピンクのマフラー

バッグを始め革製品が有名なルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)。アパレルアイテムも多数ラインナップがありマフラーの取り扱いも豊富にあります。こちらのマフラーは薄いピンクにモノグラム柄が施されたルイ・ヴィトンらしい一品です。ウール素材で手触りもやわらかく、心地良く使えます。

バーバリー(BURBERRY)

バーバリーのチェック柄のマフラー

イギリスを代表する老舗ブランド・バーバリー(BURBERRY)は、トレンチコートで知られていますがマフラーも人気です。こちらはバーバリーチェックが大きくあしらわれたデザイン。幅広いコーデに合わせやすいでしょう。

【ストール】ハイブランド別おすすめアイテム

続いてハイブランドのおすすめストールもみていきましょう。コーデにほど良く華を添えられるエレガントなアイテムをピックアップしました。

エルメス(HERMÈS)

エルメスのシックなストール

上質な素材と洗練されたデザインで選ぶなら、エルメス(HERMÈS)のストールがおすすめです。エルメスでは、首元を飾るスカーフやストールが人気。特に、シルクとカシミヤを組み合わせたストールは、軽やかさと暖かさを両立し、肌触りも良いアイテムです。アイコニックな柄や色づかいも魅力で、身に着けるだけでコーディネート全体が格上げされます。

シャネル(CHANEL)

シャネルのネイビーのストール

憧れる女性も多いであろうシャネル(CHANEL)。さりげなくコーデに取り入れたいならストールを選ぶのもおすすめです。こちらのストールはネイビーのシンプルなカラーの中に大きなココマークが入っています。大人っぽくシャネルのアイテムを身に着けたい方におすすめです。

フェラガモ(FERRAGAMO)

フェラガモのオレンジのストール

イタリアのラグジュアリーブランド・フェラガモ(FERRAGAMO)のストールです。落ち着いたオレンジ色に同系色の柄があしらわれていて、上品なデザイン。光沢のある質感が華やかです。

ハイブランドのストールやマフラーはKOMEHYOでチェック!

KOMEHYOの店舗

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ストールやマフラーの違いを活かしたおしゃれを楽しもう

ストールをなびかせる女性

出典 shutterstock

ストールとマフラーには、サイズや素材、使える季節などに違いがあります。それぞれの特徴を知って使い分けることで、より自分らしいおしゃれが楽しめます。シーンや気分に合わせて選べば、コーディネートの幅もぐっと広がるでしょう。

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Ladybug
サムネイル: Ladybug
会社員として働く20代。35歳の誕生日にはTASAKIのジュエリーを自分にプレゼントしようと目論み中!